軍事学を築いた人々

「軍事学を築いた人々」は古今東西の軍事学者の基本情報として、経歴、業績、思想、著作などをまとめています。ここでは記事へのリンクを一覧にしています。随時、記事に加筆修正を加えているため、引用はお控え下さい。

1. 孫武 中国で軍事学の礎を築いた兵家

2. ヘロドトス ペルシア戦争の歴史を語ったギリシアの歴史家

3. トゥキュディデス ペロポネソス戦争を記録した歴史家

4. クセノフォン 古代ギリシアの騎兵戦術家

5. 呉起 孫武に並んで称せられる兵家

6. 尉繚 『孫子』の軍事思想の継承者

7. カウティリヤ 古代インドの戦争術の伝承者

8. 呂不韋 義兵の思想を後押しした秦の政治家

9. カエサル ガリア戦争の英雄となったローマの政治家

10. フロンティヌス 古代の戦史研究に貢献したローマの軍人

11. ポリュアイノス ローマ皇帝に戦例集を献上した著述家

12. ウェゲティウス ローマの軍制を後世に伝えた著述家

13. プロコピウス ベリサリウス将軍の戦史を残した秘書官

14. マウリキウス ビザンツ帝国の戦争術を教範に残した皇帝

15. 李筌 唐の兵法を伝える軍事思想家

16. 杜佑 制度史から軍事を探求した唐の歴史家

17. レオン六世 ビザンツ帝国における軍事学の発展に寄与した皇帝

18. 許洞 軍事を研究し続けた北宋の官吏

19. ニザーム・アルムルク セルジューク朝の勢力拡大を推進した宰相

20. 曽公亮 『武経総要』を編纂した宋の文官

21. 陳規 金軍を相手に城を守り続けた南宋の文官

22. ウサーマ・イブン・ムンキズ 十字軍時代の戦争を書き残した軍人

23. 何去非 『武経七書』を校訂した北宋の武学教授

24. 陳傳良 古代からの中国軍制の変遷を調査した南宋の学者

25. イブン・シャッダード 第三回十字軍を目撃したイスラーム法務官

26. カルピニ モンゴル帝国の軍制と戦法を調査した聖職者

27. コロンナ 中世ヨーロッパに古代の戦争術を伝えた聖職者

28. シャルネイ 最高の騎士と評された騎士道の理論家

29. イブン・ハルドゥーン イスラーム世界を代表する思想家

30. ド・ピザン 戦争術を論じた異色の女性著述家

31. アル・アンサリ イスラーム世界の戦争術を書き残した著述家

32. イブン・フザイル スルタンに軍事学を教えた著述家

33. ヴァルトゥーリオ イタリアの傭兵隊長に仕えた軍事学者

34. ド・ブイユ ジャンヌ・ダルクと共に戦った軍人

35. コミーヌ イタリア戦争の歴史を書き残した歴史家

36. マキアヴェリ イタリア・ルネサンスの軍事思想家

37. ツー・ゾルムス 築城で名をはせた軍事技術者

38. 何良臣 軍事訓練で名を上げた明の武将

39. フロンスペルガー 16世紀ドイツの軍事著述家

40. 戚継光 倭寇とモンゴルから明を守った武将

41. メンドーザ スペイン帝国に仕えた歴戦の軍人

42. リプシウス オランダ軍制改革を基礎づけた思想家

43. ラムスラ 三十年戦争を目撃したドイツの著述家

44. ヴァルハウゼン オランダ陸軍の近代化に協力した軍事教育家

45. 茅元儀 総合的な軍事学百科事典を編纂した明の軍人

46. モンテクッコリ 戦争を科学と考え始めたオーストリア軍人

47. ヴォーバン 近代築城学の先駆者となったフランス軍人

48. クーホルン オランダの防衛に貢献した築城家

49. フーキエール ルイ十四世の戦争を批判したフランス軍人

50. サンタ・クルズ・デ・マルセナード 対反乱作戦を考察したスペインの軍人

51. ピュイセギュール 原理原則に基づく戦争術を唱えたフランス軍人

52. フォラール 縦隊に戦術的な価値を見出したフランス軍人

53. 焦勖 明末にヨーロッパの火器を取り入れた中国の軍事技術者

54. モンタランベール ヴォーバン築城学の後継者

55. サックス 戦争に潜む非合理性を考えたフランス軍人

56. フリードリヒ二世 プロイセン軍を鍛え上げた啓蒙君主

57. マイゼロア 軍事学における「戦略」の発明者

58. ロイド 作戦線の概念を唱えたイギリス人

59. ギシャール 古代ギリシア・ローマの軍事史家

60. メニール・デュラン 縦隊の価値をめぐって論争したフランス軍人

61. ベレンホルスト 戦争術の原則を疑ったプロイセンの軍人

62. ダンダス 戦列歩兵の戦術を発展させたイギリス軍人

63. テンペルホフ 七年戦争の戦略的分析で名をはせた軍人

64. ギベール 国民総武装の戦争を予見した軍人

65. カルノー フランス革命戦争で活躍した軍事技術者

66. シャルンホルスト プロイセン軍を近代化に尽力した軍人

67. ビューロー 作戦線を軸にした軍事理論を提唱した著述家

68. ロッサウ 政治の手段として戦争を考察したプロイセン軍人

69. ナポレオン ヨーロッパの制覇に失敗したフランス皇帝

70. ヴェントゥリーニ 近代兵棋の先駆的開発者

71. ジョミニ ナポレオンの戦争術の最大の理解者にして伝承者

72. クラウゼヴィッツ 近代軍事学の礎を築いたプロイセン軍人

73. リリエンシュテルン クラウゼヴィッツの同期だったプロイセン軍人

74. ヴィリゼン ベルリン要塞化構想に反対したプロイセン軍人

75. 魏源 西欧列強に立ち向かう戦略を模索した清の学者

76. モルトケ 普仏戦争でプロイセンを勝利に導いた参謀総長

77. D.H.マハン アメリカ陸軍にナポレオンの戦争術を教えた軍人

78. ローン 軍事地理学の先駆けとなったプロイセンの陸軍大臣

79. ハーディ 歩兵戦術の研究と教育に貢献したアメリカ軍人

80. ハレック アメリカ南北戦争で指揮をとったアメリカ軍人

81. マクデューガル 陸軍戦術の改革の必要を主張したイギリス軍人

82. エンゲルス 社会主義革命を目指す軍事思想家

83. リュストウ 戦略の原則を信じたプロイセンの軍人

84. アルダン・デュ・ピック 戦場心理を研究したフランス軍人

85. ハムレー 戦いの原則の指導を徹底した軍事教育者

86. コロン 蒸気機関の時代におけるイギリス海軍の戦術家

87. ヴェルノワ モルトケの片腕として働いた軍人

88. シュリーフェン 包囲殲滅を目指したドイツ陸軍の参謀総長

89. ファース 海外遠征における後方支援の意義を指摘したイギリス軍人

90. イェーンス 軍事学史の研究で成果を上げたプロイセンの軍人

91. ブロッホ 近代的な科学技術の軍事的影響を考察した著述家

92. アプトン アメリカ陸軍の改革を呼びかけた軍人

93. マハン シーパワーの概念を提唱したアメリカ軍人

94. メッケル 明治の日本陸軍にドイツの軍事学を教えた軍人

95. ゴルツ ドイツ帝国の軍事学を世界に広めた功労者

96. ラッツェル 生存圏の概念を唱えた地理学者

97. ヘーニヒ 次世代の戦術の体系を模索した陸軍軍人

98. デルブリュック 軍事史学の偉大な先人

99. マカロフ 世界的に知られたロシア帝国の海軍軍人

100. ベルンハルディ シュリーフェンの軍事思想の批判者

101. フォッシュ 第一次世界大戦で活躍したフランス軍人

102. フィスク アメリカ海軍の近代化に尽くした軍人

103. ヘンダーソン 南北戦争史から戦略を考えたイギリス軍人

104. コーベット 海軍史を探求したイギリスの文民戦略家

105. フライターク＝ローリングホーフェン 人格の力を強調したドイツ軍人

106. シムズ 船団護衛の重要性にいち早く気が付いたアメリカ海軍軍人

107. ダリウス 制海権の意義を主張したフランス海軍軍人

108. コールウェル 非正規戦の本格的研究に着手したイギリス軍人

109. グランメゾン 攻撃精神の意義を唱えたフランス軍人

110. D.ヘンダーソン 戦闘情報を原則を確立したイギリス軍人

111. コラン 第一次世界大戦の様相を予見したフランス軍人

112. 佐藤鉄太郎 明治日本の海軍戦略思想家

113. ボダルト 統計的手法を導入したオーストリアの研究者

114. スウィントン 近代陸軍戦術の実践的解説者

115. ランチェスター オペレーションズ・リサーチの先駆者となったイギリスの技術者

116. オシポフ 科学的アプローチで戦争を研究したロシア人

117. ドゥーエ 独立空軍の戦略爆撃の提唱者

118. マッキンダー ランドパワーの脅威を警告したイギリスの地理学者

119. ポーレン ユトランド沖海戦でイギリス海軍の戦術を批判した実業家

120. レープ 近代戦における防御の原則を再検討したドイツの軍人

121. ハウスホーファー ナチ党に協力したドイツの地理学者

122. スヴェーチン 作戦術の提唱者

123. フラー 機甲戦の歴史に名を遺したイギリス軍人

124. カステックス 総合的な戦略理論を探求したフランス軍人

125. エルフルト 近代戦の奇襲を分析したドイツ軍人

126. ミッチェル アメリカで空軍の独立を唱えた軍人

127. メイヤース 戦間期の海軍戦略を立案したアメリカ海軍軍人

128. シャポシニコフ ソ連軍の戦略思想の礎を固めた軍人

129. 蔡鍔 袁世凱の野望を挫いた中国の軍人

130. 蒋方震 抗日戦争に備えていた戦略思想家

131. リチャードソン 軍拡競争の数理モデルを構築した科学者

132. グデーリアン ドイツの「電撃戦」を指揮した軍人

133. ロレンス アラブ人の反乱軍を指導したイギリスの工作員

134. ヴァルフォロミフ 縦深戦闘の着想を得たソ連の軍人

135. ベルケ 空軍戦術の父と称えられたエース・パイロット

136. ロンメル 「砂漠のキツネ」と恐れられたドイツ軍人

137. スパイクマン 地政学をアメリカに導入した学者

138. 毛沢東 反乱軍の戦略に影響を残した革命家

139. トリアンダフィーロフ 縦深戦闘の発展に貢献したソ連の軍人

140. セヴァスキー エアパワーの地政学を構想した航空技術者

141. リデル・ハート 間接アプローチの戦略を提唱した軍事著述家

142. ソコロフスキー 大国間の核戦争の可能性を考察したソ連の軍人

143. ブラケット オペレーションズ・リサーチの発展で貢献した物理学者

144. ウィントリンガム イギリスで民兵の育成に取り組んだマルクス主義者

145. エクルス 兵站理論を発展させたアメリカの海軍軍人

146. ローデン 第二次世界大戦を戦ったドイツの空軍軍人

147. S.L.A.マーシャル 面接調査を駆使した異色の歴史家

148. トゥハチェフスキー 縦深打撃作戦の実践に取り組んだソ連の軍人

149. イザーソン ドイツの研究を通じて機甲戦を構想したソ連の軍人

150. ライベルト 第二次世界大戦のドイツ軍で最も読まれた教範の著者

151. テイラー ケネディ政権に仕え、柔軟反応を唱えたアメリカ軍人

152. モルゲンシュテルン 核時代の国防政策を分析した経済学者

153. ボーフル 戦後のフランスを代表する戦略思想家

154. ミクシェ ドイツの電撃戦を研究したチェコスロバキアの軍人

155. ギャビン ミサイル時代における西側の戦略を論じた軍人

156. トランキエ インドシナとアルジェリアで戦った対反乱の専門家

157. ブローディ 核兵器で抑止する戦略を構想した学者

158. ワイリー 戦略の総合理論を打ち立てようとしたアメリカ軍人

159. ドレシャー 核戦争の戦略問題を探求したポーランド出身の数学者

160. R.ウォルステッター 情報活動と戦略的奇襲の研究の先駆者

161. ウォルステッター 核戦略における脆弱性の問題を指摘した研究者

162. トンプソン 東南アジアで対反乱戦略を助言したイギリス軍人

163. デュピュイ 軍事史を計量的に分析したアメリカ軍人

164. ケイン 宇宙時代の到来を予見したアメリカ空軍軍人

165. ガルーラ 対反乱戦の理論を構築したフランス軍人

166. アンジェイエフスキー 軍隊と社会の関係を考察した社会学者

167. リッケ 現代のアメリカ軍に戦略学を教えた軍人

168. ケーブル 砲艦外交を戦略として分析したイギリスの外交官

169. シェリング ゲーム理論で戦略理論の地平を広げた経済学者

170. マーシャル 長期予測に用いるネット・アセスメントの提唱者

171. カーン 全面核戦争が実行可能であると論じた研究者

172. ハワード 国家や社会を視野に入れた「新しい軍事史」の先駆者

173. キッシンジャー 限定核戦争の論争を巻き起こした政治家

174. ボイド 近代的な空軍戦術の基礎を築いた戦闘機操縦士

175. キーガン 戦争を文化的なものと考えたイギリスの歴史家

176. ジャーヴィス 人の認知の歪みから戦争の原因を考えた政治学者

177. ワーデン 湾岸戦争の戦略爆撃を計画したアメリカ軍人

178. グレイ 古典的学説を現代に蘇らせてきた戦略思想家

179. クレフェルト 独自の視点から軍事史を捉えるイスラエルの歴史家

180. フリードマン 米ソ冷戦における核戦略を解明した歴史家

181. ポーゼン アメリカに戦略の転換を呼び掛けた政治学者

182. ビドル 近代戦における戦力運用の影響を実証的に解明した研究者

作業中