ヴァルハウゼン

ヴァルハウゼン

ヨハン・ヤコビ・フォン・ヴァルハウゼン(Johann Jacobi von Wallhausen 1580年? - 1627年?)はドイツ出身の軍事著述家、軍事教育家である。

ヴァルハウゼンの出身。詳しい経歴についてはよく分かっていない。オランダ戦争で軍人として経験を積み、戦争術について独自に研究を始め、その成果を踏まえて新式の教練を開発することも取り組んだ。1616年にヨハン七世が創設したヨーロッパで最初の陸軍士官学校の校長に就任し、スペインからの独立を目指して戦っていたオランダの陸軍士官のために軍事教育を行った。1615年から1621年までに多数の教範を出版しており、その中には『歩兵のための手引き(Oder Der Soldaten zu Fuß ihr A.B.C)』、『騎兵戦闘の技術(Kriegskunst zu Pferdt)』(1616)などが含まれている。

  • Wallhausen, Johann Jacobi von. 1615. Alphabetum Pro Tyrone Pedestri, Oder Der Soldaten zu Fuß ihr A.B.C, Frankfurt am Mayn.
  • Wallhausen, Johann Jacobi von. 1971(1616). Kriegskunst zu Fuß, Graz, Akedem, Druck-u. Verlagsanst.